帰ってきた「時」を前に

 あまりにあまりにお久しぶりすぎて、もはやここを見に来て下さっている方も、おそらくもういないだろうと思いつつ……
 大変に長らくご無沙汰しております。こといです。

 春先に「引っ越す」と書き残したまま、半年以上完全に放置状態になってしまって。何というか、もう……
 とにかく生活環境が激変してしまった上に、仕事のスケジュールも近年で一番忙しいというダブルパンチで、まるで更新するタイミングを見出せませんでした。
 さらには更新したくても、ネタとなるべき肝心のゲームそのものを、ほとんどプレイできなかったという有様です。どのぐらい遊んでないかというと、引っ越し直前に買った『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』が、まだクリアできてないどころか未だ13階突入時点で止まっているという! この私が! 携帯機ですらクリアしきれないなんて!
 かろうじて『おいでよ どうぶつの森』のマイ村に、水やり維持を続けるのがせいいっぱい。たまーに時間ができて小一時間も遊び始めると、あまりにひさびさすぎてたちまち眼精疲労が起こる始末。とっほっほ。
 いっそゲームそのものへの興味も薄れていれば、ある意味あきらめもつくんだけどねえ。本当はやりたいんだ! ペルソナだってライドウだって遊びたいし、プレイ中のヨタ話&地味な布教活動をここにつらつら書きたいんだ! けどホントーにホントーに時間がないんだ……orz
 社会に出て大人として生きていくというのは、本当に大変なことだったんだね……と、今更ながら思い知らされたこの半年でした。この道を選んだ、自分自身の選択については、微塵も後悔していないけどね。

 そんな浮世のよしなしごとに追われる日々は、今日ももちろん続いているのですが。
 ……明日。ついに、明日。
 発売が発表された時には、一行もネットに書き込む暇がなかったことが、激しく無念ではありましたが、その日を目前に迎えた今日、ちょっとだけ時間がとれたのは、やっぱり何かの巡り合わせなのかも知れない。

 『クロノ・トリガー』、ニンテンドーDSで、ついに復活!!

 予約でうっかり出遅れて、サントラつき初回限定のためだけに、スクエニネットのアカウントをとるはめになったりしつつも、おそらくきっとプレイはまともにできなくとも、それでも。始まったテレビCMで、あのテーマが流れるたびに胸が震える。
 思えば、「ラジカル・ドリーマーズの小部屋」を開設したのが99年の1月。その年の夏に『クロノ・クロス』が発売されて……あれからもう間もなく、10年が経ってしまうのか。
 あの頃の私は、10年後の私が今ここでこうしていることなんて、文字通り夢にも思いはしなかったけれど。当時の私には全く想像もできなかったこの人生は、びっくりするほど充実していて、そして、しあわせです。
 いろいろ大変は、大変だけどね!

 ひさびさ更新の最後に、今年に入って購入したソフト&これから購入予定のソフトを、備忘録もかねて書き記しておきます。

<パッケージもの>
・Wii 『大乱闘スマッシュブラザーズX』(「亜空の使者」ラストまで行ったけど、ラスボスは人に倒してもらったorz)
・DS 『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』(上にも書いたけど、まだ3層の真ん中……!)
・PSP 『ニッポンのあそこで』(今期イチオシ超絶オススメ! ナビッチュ超萌えーーーー!)
・DS 『リズム天国ゴールド』(ステージ5までで止まってる、けど、さすがの面白さ!)
・PS2 『ペルソナ4』(オープニングは見たよorz)
・PS2 『デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王』(オープニングは見たよorzorz)
・   同上『クロニクルエディション』(当然両方買っちゃったんだよorzorzorz)
・PS3 『リトルビックプラネット』(素材ちまちま収集中。リビッツは最初ヒイたけど、最近可愛いと思えて来た)
・(予約中)DS 『クロノ・トリガー』
・(予約中)Wii 『街へいこうよ どうぶつの森』(据置のぶつ森は初めてだから超楽しみ……!)
・(予約中)DS 『世界のごはん DSお料理ナビ』
・(予約中)Wii 『FRAGILE(フラジール) ~さよなら月の廃墟~』(初報からずっっと楽しみにしてた! 廃墟ッッ!)
・(予約中)DS 『女神異聞録デビルサバイバー』(最近のアトラスは本当に元気で……プレイ時間のとれないファンは全くもって無念な限り……うぅ)

<ダウンロードコンテンツもの>
・Wii 『みんなのポケモン牧場』(Mii的なポケモンが超可愛い……っていうかキノココ! キノココ! キノココ!! 3Dのキノココ超ラブ!!!!!!!!!!!!!!!)
・PS3 『まいにちいっしょ』(PS3あるなら……と手を出して、気が付くとウォレットにすごい金額突っ込んでる……)
・Wiiバーチャルコンソール『聖剣伝説2』(とりあえず買うだけ買った!)
・Wiiバーチャルコンソール『伝説のオウガバトル』(光の速さで購入&起動して、真夜中過ぎまで遊んでしまい翌日死ぬ)

 全部、クリアには程遠い、積みゲーばかりですけどね。
 とりあえずイチオシは上にも書いたけど『ニッポンのあそこで』。ナビッチュがすっげぇ可愛い上に、テキストの量&作り込みがハンパじゃない。コスプレ要素はじめ、随所のセンスもかなり素晴らしい。PSP持ちならぜひ!


 さて。
 次の更新がいつになるのかは、現時点では全くわからない。もしかすると、また半年後……なんてことになってしまうのかも知れない。
 閉鎖することも考えなくもなかったけど(ブログだけね。「ラジカルの小部屋」はかねてからの宣言通り、ずっとあのまま)、過去ログごとごっそり消えてしまうのも、何だかしのびない。
 なのでこのまま、ネットの片隅に残しておきます。またいつか、時が来たら更新できますように。

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世界樹55:ギルドは旅立つ

メディック♀「じゃあ、バードちゃんや毒氷アルケミスト君は、このままエトリアに残るんだ」
バード♀「ま、あたしは元々、ここの出身だしッ。親もそろそろ顔見たがってるし、いったん実家に帰るわッ。ま、スキを見てまた冒険には出るつもりだけどねッ! だってあたしは絶対、大陸イチの吟遊詩人になって、世界の真実を人々に伝えて回るんだからッ!」
毒氷アルケミスト♂「ボ、ボクもここの迷宮に、まだいっぱい、あるからね。研究テーマ……。古代の謎、無数の遺産、オーパーツにミッシングリンク……うふふ、そそられるなぁ。うふふふふ……」
メディック♀「え、えーと……な、謎の解明、期待してるね、うん……」

パラディン♂「オレはエトリアを出るぜ! けど、リーダーたちとは一緒に行かない。オレ一人の力でどこまでやれるか、挑戦してみたいんだ。ま、いつかハイ・ラガードでばったり、顔を合わせることもあるかもなっ!」
レンジャー♀「まあ、アルケ様にいただいた『真龍の剣』もありますからね。心配はありますまいが……エトリア一のギルドの『盾』たるもの、その名に恥じぬ活躍をなさいますよう」
パラディン♂「そっちこそ、オレがいなくて大丈夫なのか? ハイ・ラガードの敵はたぶん、エトリアより手ごわいぜ」
レンジャー♀「わたくしがついておりますから、何も問題はありません。戦闘面も、金銭管理も、ギルド運営から地図管理まで」
パラディン♂「……あいつ、リーダーのくせに一撃死がデフォで金遣い荒くてついでに迷子体質なんだったよな……。てか、よくオレらここまで来られたよな、今更ながら……」

ソードマン♀「『わたしもそろそろ、新しい冒険に出るわね。楽しかったわよ、またどこかで。――ダークハンター♀』」
アルケミスト♂「今朝起きたら、宿の扉にこの手紙が挟まってたんだ」
ソードマン♀「あいつらしいわね、何も言わずに出ていくなんて。まあ……生きていれば、きっとどこかで会うこともあるでしょう。あいつも、あなたも、冒険者である限り」
アルケミスト♂「……師匠」
ソードマン♀「どうしたの、辛気臭い顔をしちゃって。新たな迷宮に挑むのは、冒険者の最高の幸せでしょう? もっと胸を張って、堂々となさい。あなたはもう初心者でも……『できそこないの御曹司』でも、ないんだから」
アルケミスト♂「はい、師匠」
ソードマン♀「私がいなくても、もう大丈夫よね?」
アルケミスト♂「……はい、師匠」
ソードマン♀「アルケ。私はもう、あなたの剣の師匠じゃないのよ?」
アルケミスト♂「いえ。師匠はずっと……俺の師匠です。俺が剣を捨てても、別のギルドを結成しても、ずっと」
ソードマン♀「……そう。あなたがそう思うなら、……そうね、最後に一言だけ。
 ――アルケ。この先、どこで何があろうとも……、自分の信念を、最後まで貫きなさい」


メディック♀「――アルケくん、遅いなあ。今日は寝坊はだめだよって、あんなに念をおしてたのに……」
レンジャー♀「そろそろ出立いたしませんと、ハイ・ラガード行きの大陸間蒸気機関車に乗り遅れてしまいますね」
メディック♀「そ、そうだった! あれに乗れなかったら、次の列車って……」
レンジャー♀「10日後となっております」
メディック♀「たっ、たいへん! アルケくんっ――」
レンジャー♀「落ち着きなさいまし、メディック殿。そう急がれると、あなたの場合……」
メディック♀「きゃあああっ!?」

 ……足を滑らせひっくり返り、鞄の中身をぶちまけるメディック。
 その前へ駆け寄ってきた黒衣の少年――否、既に青年へとさしかかったその彼が、慌てた様子で手を差し伸べる。

アルケミスト♂「大丈夫か、メディックちゃん? ケガとかしてないよな?」
メディック♀「アルケくん!」

 差し出された手を取り、メディックの少女が笑う。
 飛び散った荷物を手際よく集めて回りながら、しっかりもののレンジャーが、穏やかな声で促した。

レンジャー♀「さあ、お二人とも。ぐずぐずなさっている暇はありませんよ。新たなる迷宮へ向かって――出発いたしましょう!」

 追記:意気揚々と出発したパーティは、予想通り汽車に乗り遅れ、ハイ・ラガード到着がいきなり10日ほど遅れることになったという……

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引っ越しします

 と、ネット上で書くと、サーバー移転か別のブログサービスに変更するのか……という感じだけど、今回のはリアルでの話です。3月中に引っ越しを予定していることいです。
 今までずっと、片田舎の実家でのんびりまったりした生活を送ってた訳ですが、いささか環境に変化があり、また仕事の方も責任2倍手間5倍、みたいな感じになってきて、さすがに職住接近させないと、これはやっていけないなと。思い切っての実家生活卒業です。
 まだどうなるか、ちゃんとやってけるのか、自分でも自信あんまりなかったりするんだけれどorz 一人でぐだぐだ役にも立たんこと考え込みがちなのは、私の悪いとこなので。支えてくれる人の手を借りて、ちょっとずつ頑張っていきたいと思います。

 そんなこんなの準備もあって、普段にもまして日々のスケジュールはどたばたです。
 せっかく発売された、待望の待望の続編『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』だって、パッケージを開けてクラニンポイント登録しただけ、まだ1秒たりとも起動できておりません(号泣)。ホントね……社会人ってね、つらいよね……。
 何とか作った貴重な時間で、これだけは「2」リプレイへ移行する前に完結させておきたかった「1」真エンディングまでで、今月はもう精一杯でした。ネット上はとっくに「2」の話題で花盛り、ネタバレしたくないからうっかり見て回ることもできませんっつーか元々そんな時間もないけどね!

 続くエントリは「1」リプレイシリーズの、グランドエンディング。ゲーム本編とは全く関係のない、真に私が楽しいだけの妄想ヨタ脳内会話です。でもこれやらないと、自分的にはすっきり「2」に進めないんだ。もうどうせ老いたオタクが妄想に生きているだけのブログなんだから、思う存分心ゆくまで自分の好きにやったるでぇ! 攻略やら評論やら、有意義な話を読みたいという方は、お他所のサイトに行かれるがよろし。

 そしてこんなおかしな時間に更新しているその訳は、どたばた多忙の果てに風邪をひいて仕事を休んだからだよorz モバイル機を買ったので、こたつでだらだら駄文打てるのはいいなあ。これで時間さえあれば……(以下リピート)

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世界樹54:かくて彼らは戴冠す

 延々と逆鱗マラソンを続けること、およそ1か月。
 相変わらず赤竜はもちろん、氷竜も雷竜も1枚たりとも逆鱗ドロップなし。「世界樹の指輪」や「カリナン」を精製しつつ、もうこれはフルコンプ無理かもな……というムードが漂い始める。
 「諸王の聖杯」発売が次第に迫ってきて、早々と特典つきネット予約が締め切られた!なんてニュースを聞くにつれ、プレイヤーたるこちらもさすがに焦ってきた。幾らコツコツプレイが好きだとは言え、意味もなく「B27Fの落とし穴を全部落ちて確認して埋めていくミッション~!(もちろん「警戒歩行」禁止)」なんてやっている場合じゃない。
 第二層の磁軸でセーブ、赤竜撃破後ドロップがなければ即リセット、という攻略法に、しぶしぶながら切り替える。かなり作業チックになっちゃうんで、できればやりたくなかった方法だけど、背に腹は変えられない。せっかくセルまで倒したんだもん。頑張ったアルケたちにフルコンプリートのパスワード持たせて、ハイ・ラガードに送り出してやりたいじゃないか!
 リセットプレイを繰り返していると、乱数固定の意味がよーく判る。こちらが同じ行動をとっている限り、赤竜の攻撃パターンがほんとに計ったように同じになるのね。少しずつ撃破ターンを変えつつ、毎日ちまちま挑むこと幾星霜……

パラディン♂「ああああ、もう! いつになったらこのジャングルから出られるんだよ!? 毎日毎日『猛き戦いの舞曲』ばっか聴かされて、いい加減飽きたっつーの!」
バード♀「あんたあたしの歌にケチつける気ッ!? だったらいいわよッ、耳塞いで『舞曲』スルーして赤竜の咆哮、まともに食らってみたらッ?」
メディック♀「だっ、だめ! そんなことしたら全員ファイアブレスで終わりだよ!」
レンジャー♀「ですが実際、ここが判断のしどころかも知れませんよ、アルケ様。強敵撃破ならば戦略の工夫もありますが、確率が相手である以上、確実な手段というものは存在いたしません」
アルケミスト♂「そろそろ諦めて、ハイ・ラガードへ出発する準備を始めるべきなのか――っし、『大雷嵐の術式』! よし、撃破っ!」
メディック♀「……あっ! あ、アルケくんっ! こ、これ……!!」

 ついに「逆鱗」ドロップ!!

 だらーっと座椅子に寝っ転がった姿勢から、俄然跳ね起きることい。震える手で、即座に「帰還の術式」、磁軸でセーブ。「セーブが終了しました」のメッセージウインドウを見つめて、ふつふつと湧き上がる笑み。
 コンプしたぞ!!

 執政院に戻ってドロップ報告。すがすがしい気持ちで第二エンディングを堪能したあと、久しぶりに「キャラ妄想の為だけの、ゲーム的には全く意味のない行動」をとる。
 パーティメンバーを、初期からの5人に。しかるのち「長鳴鶏の宿」に行き、そこで一泊……既に全快しているキャラがいるけど、関係ない。
 そしてそのまま、主人公アルケミストに「エトリアの王冠」を装備する。

ソードマン♀「おめでとう、アルケ。よくここまでたどり着けたわね」
レンジャー♀「これであなたが名実共に、エトリアの世界樹の覇者です」
パラディン♂「ま、けっこー頑張ったんじゃねーの、あんたも」
メディック♀「アルケくん、おめでとう! ほんとに、凄いよ。もしかして……故郷に帰りたいって、思ってる? きっと今ならみんながアルケくんのことを誇りに思って、迎えてくれるよ」
アルケミスト♂「うん。そうかも知れない。でも、もう……いいんだ。それよりメディちゃんには、これを」
メディック♀「『エトリアの勲章』……!? で、でもこれはアルケくんが……!」
アルケミスト♂「メディちゃんに持ってて欲しい。俺がこの『王冠』を掴むことができたのは、俺ひとりの力じゃない。ギルドのみんなと……、何より、メディちゃんがいてくれたからだから」

 アルケに「王冠」、メディに「勲章」、パーティを初期メンバー5人にした状態で、パスワードを記録。
 ちなみにただ1本だけの「真龍の剣」は、あの人に装備させましたよ。

パラディン♂「えっ、オレ……!? ほんとにオレがこれ、装備していいのか……!? これは他の武器と違って、おまえやメディだって装備できて、ステータスも上がるんだろ!?」
ソードマン♀「ほんとなら私が装備するのがセオリーなんでしょうけど、今の私は斧使いだからね」
アルケミスト♂「剣はやっぱり、剣士が装備すべきなんだ。おまえはパラディンだけど、強さに憧れてエトリアに来たんだろ? だったら……これでもっと、強くなれ」
パラディン♂「あ、ありがとう……! オレ、いつか必ず、その期待に応えてみせるからな、リーダー!」

 宝の持ち腐れと判っていても、うち的にはやっぱり、こういう結末。
 「剣を捨てた」アルケには、やっぱり剣は相応しくないし、メディックにはもっと似合わないし。でかい借りをもらったパラディンは……うーん、何かこのまま、ハイ・ラガードまで一緒に来てしまいそうな雰囲気になってしまったなあ。

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世界樹53:マラソンは続く

 という訳で、『世界樹の迷宮2』発売週になってようやく泥沼な更新をしていることいです。現在のギルド「ハルジオン」の彼らは、もう少し先に進んでいるんだけどね、ブログ更新する暇が全然なくて。相も変わらずの仕事に加えて、現在プライベートでもバタバタといろいろな事態が進展しているので、なかなか時間がとれません。
 この分だと「2」が発売しても、攻略はかなりゆっくりになるかなあ……とか言いつつ、結局ちょこちょこ進めてしまう悪寒もひしひししているのですが。携帯機はほんと、忙しい社会人ゲーマーの味方っすよ……!

 さて、ねんがんのフォレスト・セルをたおしたぞ!のギルド「ハルジオン」は、ついに『世界樹』最後にして最大の試練「逆鱗マラソン」へと乗り出した訳ですが。
 雷竜の逆鱗は初戦いきなり、氷竜も割合早い時点でさっくり逆鱗ゲットしてしまったのが祟ったのか、最初にナメてかかったことを未だに根に持たれているのか……赤竜の逆鱗だけが、何度挑戦してもどーしても出ない!
 「世界樹の双葉」狩りもかねて、リセット方式ではなく14日宿泊方式でやっているもんだから、余計に時間がかかってるのかも知れないけど、それにしたってちっとも出ない。どころか、赤竜がスランプなのにつられたか、どうせだったらと一緒に倒して回っている雷竜と氷竜も、最初の一枚以来ちっとも全く逆鱗を落とす様子がない。こうなるとむしろ、よく最初の逆鱗がとれたもんだと逆に感心するぐらい、とにかく全然出やしない……!
 ちらちらネットの攻略はチェックしているので、同じパターンで撃破すると乱数が固定化されて、同じリザルトしか出ないということは理解している。パラ・メディ・アルケは必須として、氷竜と赤竜の場合はそこにバードも必須、代わりに残る一枠をソードマンにしたりブシドーにしてみたり、いろいろ変えて試してみるけど、それでもやっぱり、どいつもこいつも一枚たりとも落としやしない……!!

パラディン♂「つーかさ、どんなに殺りがいのある敵でもこう何度も撃破し続けてると、いい加減タルくなって来るよなあ。俺なんかどんなにブーストたまっても、延々ガードしてるだけだし」
レンジャー♀「こうなったら攻略を最速最適化して、トドメのターンだけ変えつつの撃破数でこなす方が効率的というものです。従って私も固定メンバーとさせて頂きます」
メディック♀「レンジャーさんのサジ矢とダブルショットが入ると、すごく撃破ターンが縮むものね! 私も『医術』のタイミングは完璧にマスターできたし、この調子でばしばし頑張ろ!」
バード♀「けどねッ、いくらメンツを最適化してもさッ! 微妙に赤竜撃破には最適じゃない要素が入り込んでるような気がしてなんないんだけどさ約一名ッ!」
レンジャー♀「ああ……、そう言われてしまいますと、確かに……」
パラディン♂「どう考えても最速撃破に貢献してないのがいるよな、約一名」
アルケミスト♂「文句があんならはっきり言えよ!!

 ……うん、わかってるんだ。火炎と雷撃しか持ってないうちのアルケの攻撃は、赤竜にはあんまし効果的じゃないっつーかターンあたり650ダメージ程度しか出せない正直お荷物アタッカーなんだ。「博識」があるから全くの無意味ユニットではないと信じてるけど、このアルケ入れるぐらいだったら、眼鏡の氷毒ケミ入れれば毎ターン1000ダメ越えも可能なんだ。
 けど、外す訳にはいかないんだ。
 何故ならアルケは主人公だから! メディの隣(もしくは背中)はアルケが立つって決まってるんだから! たとえ大して効いてもいない「大雷嵐の術式」しかダメージソースがないへっぽこ錬金術師でも、頑張って出撃し続けてもらうしかないんだ!
 最後の逆鱗撃破の瞬間に、そこにいないと可哀想すぎるじゃないか。フォレスト・セル撃破の瞬間に立ち合わせてやれなかった分、ここはどうでも貫き通すと私は決めた!!

パラディン♂「いやそーじゃなくて! 要はおまえが『氷撃の術式』覚えりゃいいだけの話だっての!」
アルケミスト♂「氷系統は死んでもとらん!!

 それもまたこだわりなので!
 こんな調子で融通の利かないキャラメイクしてると、「2」は大変かもなあと思いつつ、この手の思い入れをとっぱらったら私的には『世界樹』の魅力は半減なので。こーだわるよー!

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世界樹52:主人公は遅れをとる

メディック♀「やっ……た! ついにやったよ! フォレスト・セルが……! 世界樹の迷宮、最強のあの敵が……!」
ソードマン♀「倒せた、のね……! 未だに信じられないわ! 今回ももうダメだと何度も思ったけど、やっぱり諦めずに突き進むことだけが、勝利への道……!」
パラディン♂「いぃやぁぁぁっほぉぉぉぉ!! これで俺たち、名実共に世界最強! エトリアの王者だぜぇぇぇぇ!!」
レンジャー♀「メディック殿、お疲れさまでした。大量の『アクセラIII』摂取の上の『医術防御』に『エリアキュアII』……今回の敢闘賞は間違いなく、あなた様です」
メディック♀「そ、そんな……、レンジャーさんの『アザーズステップ』がなかったら、それも間に合わなかったはずだよ。パラディンくんも何度も何度も、属性攻撃防いでくれたし……!」
ソードマン♀「私たちみんなの力あっての勝利、ということね。よし、それじゃあメディック、そろそろアレをお願いできるかしら?」
メディック♀「はいっ! さあ、アルケくん、行くよ! ――『リザレクション』!!」

 ついに、ついにやり遂げましたよギルド「ハルジオン」!
 『世界樹の迷宮』最深部に鎮座する、文句なしの最強裏ボス・フォレスト・セルを見事に撃破!!
 ただし、主人公アルケは死んだままだったけどな!

 年明けしばらくしての、1月のある日。
 必要と思われるスキルはすべて揃い、パーティのレベルも全員引退後Lv.70。「アクセラIII」や「アムリタII」「テリアカβ」などなど必須アイテムもいっぱい用意した。とはいえ、まだまだ本気で撃破できるとは思っておらず、とりあえず1ターンでも多くフォレスト・セルの行動パターンを記録して、今後の攻略に生かせればいいや……そのぐらいの気持ちで始めた何度目かの挑戦。
 メンバーはソパレアメ、おなじみの初期パーティ。属性ブレスターンをパラディンで防ぎつつ、物理攻撃はブースト「医術」で防御、アルケ「火炎の術式」ソードマン「スタンスマッシュ」、レンジャーは適宜「アザーズステップ」でメディックの回復・防御を手伝いながら、合間に「サジタリウスの矢」「ダブルショット」で攻撃……という、ごくスタンダードな正攻法。「太古の呪粉」で状態異常祭りになった経験から、「テリアカβ」もたくさん用意した。もう少しはターン粘れるかな、とエンカウントして……すぐにあれ?と異変に気づく。
 前回、あれほどしつこく苦しめられた「王の威厳」がちっとも飛んでこない。

 ランダム行動の運がいいのか、それとも他に何か理由があるのか、さっぱり理屈は判らないまま……まあブースト「医術」を剥がされさえしなければ、「ウォーハンマー」や「デモンズラッシュ」もどうにか凌ぐことができる。あてずっぽで張ってるパラディンの属性ガードがうまくハマッたりハマらなかったり、かなり綱渡りの展開ながらも、アルケとソードマンでHPをガシガシ削る。
 順調に見えたのが、いきなり崩れたのが12ターン目。「エンタクルレイ」でいきなりパーティ全員が、全身緊縛状態に!

アルケミスト♂「うっそマジ!? 状態異常だけじゃなくて『縛り』もあんのか!? やっべえ『テリアカα』、そんなに在庫持ってきてないぞ!?」
ソードマン♀「連続で食らったら、絶対足りなくなるわよ!」
レンジャー♀「とにかくブースト『医術』だけは死守です、メディック殿最優先!」
メディック♀「は、はい……っ、ああっ、だめ! 防御は張ったけど、回復が間に合わない……!」

 一気に体勢、総崩れ。
 攻撃はいったん放棄して、メディックへの『アクセラIII』→『医術防御』を最優先するも、続く属性ブレスの流れでアルケが死亡、続いて「デモンズラッシュ」の追い討ちでソードマン死亡。
 これはもうダメか……!?と半ば諦めムードに入りつつも、とにかく粘れるところまで粘ろう、と決める。これまで温存していた「ネクタルIII」や「ソーマプライム」も駆使して、とにかく立て直し。運良く全体攻撃の連打が来ず、「ランドスラッシュ」がうまいこと前衛に分散してくれたため、どうにか持ちこたえる。

アルケミスト♂「どうにか全員、揃ったな! よし、もう一度攻撃だ! だいぶセルのHPも削れてきてるし、こっからは一斉攻撃でいくぞ――って、また『エンタグルレイ』!?」
レンジャー♀「まずいですね……前のターンのダメージが回復しきれていませんよ!?」
パラディン♂「次は……えーい、ヤマカンで『ファイアガード』――うああ、『サンダーストーム』!?」
メディック♀「アルケくん! またアルケくんがっ……!」

 アルケ再陥落。
 ここでしばし、入力の手を止めて考える。

 手持ちの「テリアカα」は残りわずか。次にまた「エンタクルレイ」が来たら、もはや立て直しは不可能。つまりここから先はできるだけターン数をかけずに、集中攻撃・短期決戦に持ち込まないと勝てる訳がない。
 だが、メディックとパラディンは防御・回復で手一杯。レンジャーも「アザーズステップ」でその助けをするので手一杯。ダメージソースはソードマン一人。
 ここでアルケを復活させ、復活させたそのターンに属性ブレスとかで落とされずにもったところへブースト『医術』で守りをいれ、再び攻撃主として参入させられるか? 唯一の攻撃手段であるソードマンに、その役目を負わせられるか?
 ……答えは、否。

 かくして、パーティは無情にも、斃れた主人公を横目に、決死の戦いを続行。
 37ターン目にしてついに、最強の敵はギルド「ハルジオン」の前に崩れ去ったのだった……

アルケミスト♂「――はっ!? セルは!? 戦いは!? ど、どうなってるんだこれ!? ああっ、マップが完成してる!? えええっ、いったい何がどーなって……っ!?」
メディック♀「ご、ごめんなさい、アルケくん……。アルケくん抜きで、フォレスト・セル……倒しちゃった……」
アルケミスト♂「なにぃぃぃぃぃ!? ……あああっ、アイテム袋の『ソーマプライム』と『ハマオプライム』までなくなってる!?」
メディック♀「ご、ご、ごめんなさい……! アルケくんが倒れてる間に、わ、私たちが、その……」

 最強の敵・撃破の瞬間には不在の上、貴重な高級回復薬(と書いてレアな甘味と読む)をも食べ損なった哀れな主人公、アルケミストの明日はどっちだ!

 執政院に撃破報告をして、ついに残る図鑑はあとひとつ! 「火竜の逆鱗」のみ!!

アルケミスト♂「ちくしょぉぉぉ……! 最後の逆鱗は絶対! 絶対に俺の『博識』でゲットしてやるうぅ!!」

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